Not a risk, It is individuality.

 谷中霊園に住む野良猫の多くは、それぞれ近寄れる距離に差こそあれ、定期的に食事を与える特定の人間にしか容易に傍に近付けさせません。それでも近所の飼い猫(半野良)や年老いた猫は人に馴れている者もいるのですが、多くの猫は滅多に近付けません。


 このキジトラは近寄っても逃げないので時々、写真を撮らせてもらって(冬の日とか春の日とか)いますが、実は「逃げない」のではなく後ろ足が悪くて歩くのもやっとで、素早く「逃げられない」のです。ですから大抵同じ場所にぽつんと一匹でいます(かといって嫌われている訳ではありません。食事をもらう時は他の猫と一緒です)。


 顎が悪い者(舌を出している)、目が悪い者、足が悪い者、、、見かけが悪い野良猫は多く、人を近付ける者も人を避ける者もいますけど、私から見た限りですが、自らを卑下する者もいないし、お互いを同情する者もいないし。ケンカはするけどイジメもないし。
 そして私の驕りかも知れませんが、猫達を眺めていると、「他とは違う」ということは"リスク"なんかではなく、ただひとつ・たったひとつの"個性"なのだ、思えます。

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このページは、やまだが2006年10月19日 05:52に書いたブログ記事です。

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