路地を曲がるとニャアニャアと声がする。振り返るとキジトラがこちらに向かって急ぎ足で寄ってくる。なんだか妙に猫になつかれる日です。

甘えて体をすり寄らせてくるのですが、よく見ると、皮膚病なのか怪我なのか体中のあちこちに毛が抜けてまだ生々しく赤いキズが出来ています。

ケンカして作った怪我にみえますが、だとしたらキズだらけです。道端にしゃがみ込み、ひとしきり撫でてあげてると、どこからか妙に視線を感じます。さてはカメラ片手にずっとしゃがみ込んでいるので、近所の人に怪しまれているのかな?と視線をこれから進む道へと向けると・・・
うわっ! 見つめていたのはキミらだったか !!

キジトラの仲間?それとも...?? キジトラに別れを告げて立ち上がり、3匹の猫たちの方へ歩いていきますが、もうキジトラは追いかけてきません。3匹のうち2匹は家の中へ。シロだけは私が通り過ぎるのを眺めていました。家の庭からは「エサの時間だからみんな集まってきたわよ。」と声がしました。振り返るとしかしキジトラはひとりぼっちで佇んでいます。

あれあれ?エサの時間らしいのに寄っても来ない。さては怪我の原因はさっきの3匹のどいつかに、いじめられてできたのかもしれないな...。

わずか 3〜4分の出来事でした。

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