【
東大散歩
】
赤門(旧加賀藩屋敷御朱殿門)
赤門は焼失に際して再建を許されない慣習があるのだそうです。つまり、この赤門、震災も戦災も免れ(戦争時は直接の被災は免れたものの、近隣の空襲による延焼の危険がありました。その際に有志の方々が必死に水を運び、かけては防火に努めたそうです)、幾時代を乗り越えたきた訳で、本郷キャンパス内で最も古い建造物となりました。
赤門
文政 10年(1827)加賀藩主前田齊泰に嫁いだ 11代将軍徳川家齊の息女溶姫のために建てられた朱塗りの御朱門殿であり、重要文化財に指定されています。

当時の慣習として、将軍家からお后を迎える際には朱塗りの門を建ててお迎えしたのだそうです。なぜ朱色なのかは諸説あり、お后(女性)をお迎えするからだ、とも朱=守にかけているのだ、とも言われているそうです。
棟瓦には葵の御紋、軒の丸瓦には前田家の家紋梅鉢、両家の婚姻を表しています。

明治 10年(1877)東京大学に移管され、1961年(昭和36)に解体修理しました。修理の際に鬼瓦と、赤門北側の塀には東京大学を表した「学」の旧字体が入った瓦が取り付けられています。

戦前は国宝であったために鑑賞するだけでしたが、重要文化財に"格下げ"されたため、現在では通用門として利用出来るようになりました。
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