移築した吉田屋酒店を展示しています下町風俗資料館付設展示場です。

■ 台東区指定有形民俗文化財
所在地: 台東区上野桜木 2-10-6
旧吉田屋酒店
下町風俗資料館付設展示場 台東区指定有形民俗文化財
かつて谷中 6丁目の一角にあった商家建築。吉田屋酒店は江戸時代以来の老舗であった。旧店舗の建物が台東区に寄贈され、明治から昭和初期にいたる酒屋店舗の形態を世に遺すため、昭和 62年(1987)移築復元して、当時の店舗の姿を再現、展示している。平成元年(1989)には、一階店舗と二階部分及び道具・文書類が台東区指定有形民俗文化財となった。
棟札に依れば、明治 43年(1910)に新築して、昭和 10年(1935)に一部改築したもの。正面は一、二階とも出桁 造りで商家特有の永い庇を支え、出入り口には横長の板戸を上げ下げして開閉する揚戸を設け、間口を広く使って販売・運搬の便を図った。一階は店と帳場で、展示している諸道具類や帳簿などの文書類も実際に使用されていたもの。帳場に続く階段を上ると、三畳半と八畳の部屋があり、店員等が使用していた。向かって右側の倉庫部分は、外観のみを明治 43年(1910)の写真に基づいて復元した。店舗広報の和室部分は構造的補強の必要から増設したものである。
平成 16年 3月 台東区教育委員会


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