, ,

Once Upon a Time in 弥生(5)浅野

 浅野侯爵こと、浅野長勲[あさのながこと]侯は、幕末から昭和までを、藩主〜元老院議官、イタリア公使〜侯爵としてと政治に関わり、96歳の天寿を全うし、「最後の大名」と呼ばれた人でした。この東京大学浅野地区は、明治 20年〜昭和 16年(1887〜1941)まで浅野侯爵邸として浅野家の方が住んでいました。もと射撃場だった弥生 2丁目の土地を買い取り、地主として土地を貸していたそうです。

 池之端 2丁目の七倉稲荷裏手に浅野東門がありますが、こちらが浅野邸の門(玄関)があったそうです。
浅野東門


門を入ると、すぐ左わきに大きな池があったそうです。現在は文学部アネックスがあります。
文学部アネックス


 宿舎が続く道の途中、タンデム加速器研究棟のわき辺りが中門があった場所でしょうか。
理工学部


 浅野家が東京大学に土地を移譲後、戦争があったせいもあり、急速な開発はされなかったようです。
しかし、浅野侯爵邸があった頃を偲ばせるものは現在の東大浅野地区には、その名の由来に残るのみで何もありません。少し寂しい気がします。


参考リンク:
東京大学埋蔵文化財調査室
>> 東京大学・浅野地区の歴史
http://www.aru.u-tokyo.ac.jp/asano_panel.htm

谷根千ねっと
>> 「谷中 根津 千駄木」既刊一覧
・53号 特集 「地主は浅野のお殿様 向ヶ岡弥生町読本」
http://www.yanesen.net/backnumber/053/
・67号 特集「秋色モンブラン 谷根千の甘ーい生活第二弾 - ケーキ屋さん案内」
http://www.yanesen.net/backnumber/067/
(・藝州浅野家、弥生町での日々ー十七代当主、浅野長愛さんにうかがうー)

トラックバック(2)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: Once Upon a Time in 弥生(5)浅野

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.bakyung.com/tank/mt-tb.cgi/558

» 東大職員宿舎(谷根千ウロウロ)~のトラックバック

東京大学浅野地区・浅野東門入り口脇に長い間空き家だったほぼ同じ造りの、古い 3軒... 続きを読む

» 消える東大職員宿舎(谷根千ウロウロ)~のトラックバック

東京大学浅野地区・浅野東門入り口脇に長い間空き家だったほぼ同じ造りの、古い 3軒... 続きを読む

コメントする

このブログ記事について

このページは、やまだが2006年7月 3日 20:52に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Once Upon a Time in 弥生(4)明治」です。

次のブログ記事は「浅野侯爵家がいた証」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1