猫・谷中霊園
1|2|3|4|5 次のページへ>>離れて白&黒・寄り添って白黒
暖を求めて日差しにいますが、それにしても風は冷たいままでした。

兄弟は仲が良いですね。

東京に積雪があった翌朝。野良猫は、寺の暖かい場所で暖をとっていました。
七面坂下の本授寺本堂には、夕やけだんだんの黒猫。

でも、日差しが眩しいのか日陰ですね。

紅葉坂上、天王寺境内の小さな祠には、谷中霊園の白猫。

日を浴びる残雪のように。

厳しい夏が去り、谷中霊園のあちらこちらでは工事中。気季節が過ぎていく毎に、決まった場所にいるはずの猫の姿を見かけなくなります。場所を移動したのか死んでしまったのか、誰かに引き取られたのか・・・。
しばらく期間を開けて訪ねた場所に、顔見知りを見つけるとホッとします。相変わらず無愛想なんですがね。

日差しは強いものの、お彼岸を過ぎた途端に、空は澄みはじめ風は涼しく、過ごしやすくなりました。今夜は中秋。もう秋と言っていいかもしれませんね。
谷中霊園を歩く度に季節ごとの花々や木々に出会い、ここは大きな植物園だなあ、とつくづく思います。霊園内の沿道に植えられたさくらや銀杏以外は、墓地所有者が植えられたものなので、統一された造園にはない発見や面白さがあります。また、墓所に関わる一族や故人の、木々や花々にまつわる話が聞けたら、と思うことがあります。
私の大好きな場所の一つに、谷中霊園内の白樺が植えられている墓所があります。墓所の白樺はとても清々しくも不思議な風景です。暑さが厳しかった夏に”眼の避暑”と称して何度この白樺の木に通ったことでしょうか・・・。個人で谷中霊園を調べられている方に伺ったところ、おそらく東京都内に白樺があるのはここだけだろう、との話でした。白樺の墓所についてはいずれ改めて書かせていただきますが、暑さがやや残る初秋の今日に、その白樺の木の下で白猫が休んでいました。木陰で白猫本人も気持ちよさげでしたが、白樺に白猫。この取り合わせを見つけた私はとても清々しい気持ちになりました。

ブロック塀から身を乗り出す子猫。おそらく路地へ飛び出そうとしたのでしでしょね。・・・運悪く、わたしと鉢合わせになりました。

黒い子猫は、すぐに引っ込んでしまいました。奥の子猫は様子を窺いながら塀から飛び出し、隣の児童公園へと去っていきました。

そして黒猫は・・・・・・。









