睦月みそかの、弥生発・見晴らし列車宵の便。出発進行〜!!

ナトリウム灯が照らす道を根津に向かって。

街に人が住み、暮らしが機能している限り、何年も何十年も何百年も、古きものは朽ち、新しいものたちが生まれていきます。建物ほどに目立ちませんが、たとえば電信柱です。電信柱が変わったところで私はちっとも気にしません。電信柱が木からコンクリートへ変わったことにいち早く気づいたのは犬だったのかも知れません。やがて電線は地中に埋められていくのでしょうが、それにいち早く気づくのは雀であるかも知れません。
十何日ぶりかに東大浅野地区東側・東大宿舎に続く道を通ったら、コンクリート製電信柱の並ぶ中、見慣れた二本の木製電信柱が消えていました。犬や雀のように電信柱の変化に素早く気づく事は出来ませんでした。残念というよりも、「よくぞ 2007年まで頑張って残っていたものだなぁ。」と思いました。もっと長く見ていたかった気持ちもあるのですが、街の風景も建物も時とともに変わっていくことは致し方がありません。否応なく時間は流れていくけれど、せめて一時、記憶にはとどめておきましょうか。・・・
弥生美術館(竹久夢二美術館)に入れてくれよ〜。

入館時間は PM 4:30迄(閉館は PM 5:00)。只今およそ PM 4:40…。ちょっと遅かったみたいだね。

■ 弥生美術館・竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
ロールカーテンのコードにじゃれつく三毛。

こちらの存在に気づき、一瞬固まりました。

東京大学浅野地区・浅野東門入り口脇に長い間空き家だったほぼ同じ造りの、古い 3軒の(東京大学本郷)職員宿舎がありますが、とうとう取り壊し工事が始まってしまいました。

昭和(おそらく戦後)の典型的な平屋建てで、歴史的な意味も、建築としての価値もないと思いますが、昭和生まれの私にはこの家にとても惹かれるものがありました。
道路から少し小高い位置に建っているのですが、取り壊し工事が始まったことを知り、今日は門前まで石階段を上って写真を撮ってしまいました。