東大散歩
<<前のページへ 1|2|3|4|5|6|7|8|9|10 次のページへ>>三四郎池 生きもの図鑑 4
緋色のメダカと、透明なのは(画像では判別できないかも知れません)カダヤシでしょうか。どちらもブルーギルの大繁殖の影響か三四郎池ではほとんど見られなくなりつつあります。

弥生講堂アネックス(仮)
2007年 6月、東京大学本郷キャンパス・弥生地区(農学部)の、農正門を入ってすぐ左手『朱舜水先生終焉之地碑』裏の緑地に『弥生講堂アネックス(仮)エンゼルホール』建設工事のための仮囲いが設営されました。

この敷地内、北西部には東京メトロ・南北線の改札出口があるために緑のまま残しておくのか、と思っていましたが甘くありませんでした。これで東大・本郷キャンパスの本郷通りに面した西側の土地は、正門北の一部を残して、ほぼ使い切ることになります。
敷地の"のりしろ"のような余白部分が減り続け、ちょっと窮屈な感じも否めませんが、これは建物次第でしょうか。完成予想の建築パースはなかなか可愛らしいものでした。
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名称: 東京大学弥生講堂アネックス(仮)エンゼルホール
設計: 河野泰治
原子動力実験装置室の解体
解体が決まっている「原子力総合研究センター・原子動力実験装置室」です。

6月中に解体のはず(作業期間: 6/12 - 7/3)でしたが、外観はそのままです。
制約はありますが、比較的自由に出入りできる点は東京大学の大きな魅力です。裏を返すと警備が甘いのかな?とも考えたりします。過去にあった医学部附属病院内より管理区域外で放射性物質が発見された事件を含め、特にこういった原子力関連施設の保全や、放射性物質のなどの安全管理に関しては(機密保持があるにせよ)説明不足のような気もします。危険物を扱う施設に関しては、近隣住民の方々に対するインフォームド・コンセントを兼ねた、より積極的な説明や情報発信があってもいいのかな、と東大職員宿舎跡を歩きながら思いました。
【追記: 2007/08/20】
方針が変わったのでしょうか、この建物は解体工事の掲示板が取り外され現在も残っています。
三四郎池 生きもの図鑑 3
前回よりもう少しよく撮れたアメリカザリガニ。

手足が生えたオタマジャクシはウシガエルの子供でしょうか・・・。
2007年 6月、東京大学医が部附属病院に、新たな解説板が三箇所設置されました。先程エントリーした『加賀藩本郷邸内石積地境溝の築石』の他、過去のエントリー、『相良知安先生記念碑』と『ベルツの庭石』に解説文を追加しました。
加賀藩本郷邸内石積地境溝の築石
東大病院入院棟へ続く車道中央の縁石です。2007年 6月、東京大学埋蔵文化財調査室による解説板が設置されました。

加賀藩本郷邸内石積地境溝 の築石
この縁石は、入院棟地点の発掘調査により出土した江戸時代の石積地境溝の築石である。
本郷キャンパスの大部分は、江戸時代加賀金沢藩前田家の江戸屋敷(本郷邸)が置かれた場所として知られているが、特に病院地区は寛永 16年(1639)に分家した越中富山藩、加賀大聖寺藩の上屋敷が置かれた場所に該当する。
検出された石積溝は、天和 2年(1682)までは加賀藩邸と富山藩邸、天和 3年以降は大聖寺藩邸と富山藩邸の地境にあたり、生活排水などを池之端方面へ流す排水路としての機能も持っていた。発掘調査の結果、入院棟地点では、高さ約 3m、7〜8段積みの石積溝として検出されたが、下部二段(寛文年間以前構築)は、加工が粗く、築石間に隙間が認められるのに対し、上部(天和 3年増築)は、丁寧に加工され、ほとんど隙間無く積まれていたことが判明した。
縁石に再利用された築石のうち、石面がほぼ平坦に加工されている築石は天和 3年に、石面が丸味を帯びている築石は寛文年間以前に積まれたものである。
埋蔵文化財調査室
一段下がった縁石の向こう側に見えるのは鉄門です。鉄門を出て左(不忍池)へ曲がれば無縁坂です。

三四郎池 生きもの図鑑 2
三四郎池には休日に限らず平日の午後、子供たちや親子が細糸を垂らし、(虫取り)網やバケツも持って集まります。バケツを覗くと大抵は、アメリカザリガニを捕っていました。

水中のザリガニを撮ろうとすると、これがまた大変。少しの物音で、砂煙を立てて石の下へ隠れてしまいます。か、と言って、ザリガニのベストショットを狙って長時間、石の上で張り付くほどの根気はないです。・・・
東京大学内キャンパスのあちらこちらで目にすることが出来るヒマラヤスギの大木。殊に安田講堂の裏側を取り囲むように配置され、植えられた二十本近いヒマラヤスギの大木は下枝を広げて、キャンパス内に歩く人たちに柔らかな木漏れ日を振らせます。

また、弥生キャンパスには、こうした学内で間伐されたヒマラヤスギを利用して作られたベンチや休憩所も設置されています。
ヒマラヤスギは成長も早く、現在の本郷キャンパス内では珍しさもなく、あちらこちらで目にすることが出来ます。ヒマラヤスギは日本の風土によく合ってい育てやすい樹のかな、と私は漠然と考えていたのですが、過去にはどうやらそう簡単な話でもなかったようです。
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三四郎池の南側にある見晴台から眺めると、頭ひとつ飛び出した、一本のヒマラヤスギを見つけることが出来るでしょう。

また安田講堂の正面広場からも、濱尾新像から右手(西側)に、同じ一本のヒマラヤスギを確認できるはずです。

三四郎池の鬱蒼と繁った森の中ですから、背が高い一方でヒマラヤスギの特徴である下枝はほとんどありません。周囲の木陰が作るヒマラヤスギの根元には、忘れられた石碑がひとつありました。

福武ホール建設地仮囲いを利用してのアートプロジェクト『かんがえる森 Thinking Forest』、"keyword-forest"が始まりました。キーワードを含んだ一大絵巻が仮囲いに展開されています。


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■ かんがえる森 Thinking Forest(大学院情報学環・学際情報学府)
http://thinkingforest.info/
□ プロジェクト期間
keyword-forest: 6/18(金)〜2007/秋(仮囲い解体時)
東京大学情報学環 福武ホール: 2008/2(竣工予定)
■ http://thinkingforest.info/(大学院情報学環・学際情報学府)
http://thinkingforest.info/
三四郎池 生きもの図鑑 1
三四郎池に集う生きものたちをいくつか。以前に上野動物園・不忍池から飛来するカワウやカルガモ、野良猫、そして水中にザリガニがいます。池にある島からは、この時期ウシガエルの鳴き声も聞こえます。追って写真が撮れたら載せていこうと思います。とりあえず今日撮った生きものたちです。
カルガモ夫婦は冬にいた二羽だと思います。

