東大散歩
1|2|3|4|5|6|7|8|9|10 次のページへ>> いよいよ終了が近付いてきた、東京大学総合研究博物館で開催されている特別展示「鳥のビオソフィア-山階コレクションへの誘い-」(3/15~5/18)です。東京大学総合研究博物館は毎回素晴らしい展示をしながら今ひとつ知名度が上がらずいつも空いていたのですが、2008/4/30(水)に天皇皇后両陛下が御覧になったことが報道されて以来、来訪者が増えたようです。

財団法人山階鳥類研究所が収集された、古今東西の鳥類に関する資料、骨格標本や剥製、書斎の再現が大量に展示されています。その美しさと言ったら言葉に言い表せないほど素晴らしく、もし神がいるならば、よくぞここまで美しい色彩と形体を持った生きものを創造されたものだ、と感動します。ほんの少し目を動かし、光の角度を変えて見るだけで宝石のような羽根の色彩が変化する、ハチドリの標本。瞳から鶏冠、嘴、骨まで黒い鶏の剥製。標本棚にまるで眠るかのように並べられた鳥たちの骸。殷の時代に柔術のために鳥の骨に刻まれた古代亀甲文字。滅んでしまった巨大鳥の化石。・・・人の創造など太刀打ちできないほどに美しい展覧会です。5/18(日)で終了します。お時間がありましたらぜひご鑑賞下さい。懐徳門横、赤門から入って右へ一直線の場所にあります。なんてったって"無料"です。
■ 東京大学創立130周年記念特別展示
「鳥のビオソフィア―山階コレクションへの誘い」展
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2008biosophia.html
会期: 2008/3/15(土)~5/18(日)
休館日: 月(祝日の場合は翌火曜)
開館時間: 10:00 - 16:30 (入館は16:00まで)
会場: 東京大学総合研究博物館
入館料: 無料
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関連リンク:
■ 2008-05-12 引き出しの鳥たちは熱帯雨林の夢をみるか(内澤旬子・空礫日記)
http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/20080512
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しかし東大にしてはエラく派手なモン飾りましたなぁ〜。

安田講堂脇の坂道、給水ポンプの隣にある、「ヒトツバタゴ(別名: ナンジャモンジャの木)」が、降り積もる白雪のような花を付けています。

中国、朝鮮、台湾などに分布していますが、日本では自生のヒトツバタゴをあまり見かけなかったことからその名前を知るものも少なく、"ナンジャモンジャ"と呼ばれた木のひとつなのだそうです。

東京大学本郷キャンパス、本郷地区と弥生地区(農学部)を結ぶ陸橋、通称"ドーバー海峡"の階段。雨で散り、そこかしこに貼り付いた桜がつくる、小紋柄の階段。

日の目を浴びるミュレル像
ミュレル少佐「ふんっ、明るい場所が何やら騒がしいと思えば、ベルツ&スクリバめ、春だからと浮かれおって...。」
そう言ったかどうかわかりませんが(> 言っていない!)、今まで医学部脇の鬱蒼とした茂みの中に閉じこめられ、東大関係者でも知られることが少なかった「レオポルド・ミュルレル像」が、見やすくなっていました。

2008年「医学部附属病院創立 150周年記念事業の一環か、と思いましたが、昨年に引き続いての「東京大学創立 130周年記念事業」の一環である『知のプロムナード』なのだそうです。
道路側の木立は伐採され、階段も取り付けられるようです。

あ。ミュレル像の並びに「下山順一郎像」もあります!
※ このエントリーに含まれる画像、会話中の固有名詞等、すべてフィクションです。いかなる団体・個人とも一切関係ありません。
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ベルツ「どうもー!ベルツです。」
スクリバ「スクリバです!」
ベルツ「二人合わせて『プフレーゲライヒト』です!」
スクリバ「...コラ、コラ。ベルツ君。そんなコンビ名覚えにくいし。」
ベルツ「ライさんが読んでたら怒りますよ〜。」
スクリバ「君が言わせたんでしょうが!!」
ベルツ「では改めて...二人合わせて『ルッチュ』です!!」
スクリバ「...覚えやすくはあるが...、違うでしょ、ベルツ君。真面目にやってね。」
ベルツ「...ま、そんな谷根千界隈ドイツ・ネタを織り交ぜながら、話を進めますが、」
スクリバ『桜がきれいですねー、ベルツ君。」
ベルツ「日本人に生まれて良かった〜」
スクリバ「キミ、日本大好きドイツ人やんかっ」
ベルツ「キミこそ何故、ツッコミが関西弁?」

ベルツ「ボクは、"花より団子"。日本食が食べたいですねー。」
スクリバ「食べたかったら、学食行くしかないでしょう、ベルツ君。」
ベルツ「ま、なんだかんだ言っても東大は最高学府。ホントは寿司などつまんでみたいところですが、食事は室内か、ベンチで。やっぱり行儀良く花見だけを楽しみましょうかね。・・・」
・・・・・・
スクリバ「...って、すぐ足下で食べとんがなっ!!」
東京大学総合図書館 パビリオン
福武ホール建設に伴い、建設工事現場に姿を隠していたギリシア神殿風の、東京大学総合図書館 パビリオン(四阿)ですが、最低限の改修がなされて配置されました。

一応、福武ホール建設敷地内だと思うのですが、柱の修理と塗装、藤棚を新装した程度で、どうにか残してもらえたようです。無理矢理こじつけると、欠けた水飲み場の遺構が、安藤建築のコンクリートに呼応しているか、のよう(・・・・とは決して思えませんね)。

藤の古木、壊れた水飲み場はそのままですね。
東京大学正門から工学部のある北へ向かう途中、普段は薄暗く侘びしい場所に、「

古市 公威 (1854 - 1934)
安政元年(1854)、姫路藩士の子として江戸に生まれる。 明治 8年(1875)、東京開成学校から文部省最初の留学生として渡欧、1876年にパリの名門工学校エコール・サントラルに入学し、土木工学を軸に工学全般を修める。明治 13年(1880)に帰国後、内務技師として、河川改修、築港などのプロジェクトに関わりながら、東京大学理学部講師を兼任。明治 19年(1886)、帝国大學創立と同時に初代工科大学長に就任し、日本近代の工学教育の礎を築いた。1888年には日本初の工学博士号を授与される。明治 31年(1898)に退官するが、技術者としても初代内務土木技監、初代土木学会長など要職を務め、新生明治日本の近代化に欠かせない役割を果たした。 昭和 9年(1934)没。
東京大学の数少ない桜が植えられ、春の時期だけ、陽当たりの悪いこの場所が、少し華やかになります。この像に惹かれてしまうのは、薄暗い場所もさることながら、古市センセイの表情がとても憂いに満ちているのです。

2008年 3月 26日に竣工記念式典を終えた、情報学環「福武ホール」です。赤門を入り左、コミュニケーションセンターと並んで本郷通り沿いに横長に建てられています。

コンクリートの打ちっ放し、変化を付けた階段、開放的な間の取り方。いかにも設計者である、安藤忠雄らしい建物です。


コンクリート壁の穴に指を入れる子供。うん、うん。その気持ちはよーくわかるよ。

昨年も「東大の桜並木」について書きましたが、今年もまた補足を兼ねた桜並木の紹介です。
本部棟から御殿下グラウンドまで続く通りの桜並木が見事に咲きました。スクリバ・ベルツ像は東大構内の、唯一と言ってもいい花見スポットで、何枚ものブルーシートが敷き詰められています。勝手な憶測ですが、以前にも書いたように、医学部附属病院の通院、入院患者への配慮から植えられたものではないでしょうか。


そして、本郷キャンパス内では、工学部 1号館と工学部 5号館の狭い隙間に桜並木があります。桜の見事さと相反して花見には向かない狭い空間は、まるで濱尾総長の目を逃れるかのように、工学部の影に隠れた場所にあります。

桜並木と呼べるものはこの二箇所になります。あとは所々に桜が咲いていますが、一番目立つのは、安田講堂脇のしだれ桜でしょうか。



